最近、SNSやネットでよく聞くようになった「Brave」。
広告が表示されないって聞いたけど大丈夫なのかな??
ネットサーフィンをするだけで仮想通貨がもらえるって本当。。?
そんな不安もあるかと思います。
しかし、Braveのことをちゃんと知って活用すれば、面倒な広告なしでYoutubeが見れるようになったり独自の仮想通貨を稼ぐことができたり、普段のネット生活を一段と豊かにすることができます。
そこで今回は、次世代ブラウザ「Brave」とは一体なんなのか。安全性や評判まで徹底的に解説していきたいと思います。。!
Braveとは?
BraveとはアメリカのサンフランシスコにあるBrave Softwareが開発した無料のオープンソース型のウェブブラウザです。
ちなみに日本語での読み方は「ブレイブ」です
大きな特徴として、従来のブラウザで表示されていた「広告」を表示させなくする機能が標準装備されていて、ブラウザ経由で見た場合、なんとYoutubeの広告も表示されません。(まさに次世代ですね)
普段、ChromeやSafariといったブラウザ上で表示される広告にはcookieと呼ばれる技術が使われていて、ユーザの属性やウェブサイト上での行動履歴を分析し、それに合った広告が表示されるようになっています。
例えば、AさんがB社のサイトを訪問するとして、この時Aさんのブラウザには、B社のcookieが付与されることとなります。そして、企業や広告代理店はそのcookieを頼りにAさんに最も最適な広告を配信しているのです。
cookieがあるおかげで、各々のユーザーの嗜好に応じた広告が表示されるため、必ずしもユーザーの不利益に繋がるわけではないのですが、プライバシー保護の観点からcookieの使用に規制が入る動きが活発化しています。
そして、Braveはこのcookieの付与自体をブロックしてくれる役割が標準搭載されているのです。
その為、cookieを利用した広告が表示されなくなる。という原理になっています。
また、広告が表示されない事によってページの表示スピードも早くなるほか、広告表示をONにすることで閲覧回数(時間)に応じて仮想通貨の一種であるBATを手に入れることも可能です。
Braveの開発元は?
前述したように、Braveの開発元はアメリカのサンフランシスコにあるBrave Softwareと呼ばれる会社です。
この会社のCEOでありBraveの開発者でもあるのが「Brendan Eich」氏であり、彼はプログラミング言語であるJavascriptやFireFoxの生みの親でもあります。
結構すごい人が作られたんですね。
※「Braveが中国の会社に買収されて個人情報などを抜き出そうとしている」といった噂があるみたいですが、現在でもBrave Softwareはアメリカ資本の法人なので、そのような事実はないと言えるでしょう。
Braveの危険性は?果たして安全?
結論から先にお伝えするとBraveに危険性はなく安全なブラウザです。
では、なぜBraveに危険性がなく安全なのか。その理由を下にまとめました。
- 数多くのセキュリティ機能が搭載されている
- 世界中で多くのユーザーに使われている
- Apple StoreやGoogle Play Storeの審査を通過している
- アイルランドの大学の研究論文で安全だと言及されている
①数多くのセキュリティ機能が搭載されている
無駄な広告やマルウェアなどの有害プログラムをブロックする機能など、セキュリティに関する多くの機能がBraveには標準搭載されています。
また、Braveに搭載されている「プライベートブラウジング」モードでは、Chromeなどの他社製ブラウザのように単に閲覧履歴を隠すだけではなく、Torの機能を利用することで目的アドレスに辿り着くまでに複数のサーバーを経由したり、接続を暗号化する機能も含まれています。
簡単に言うと、その辺のブラウザよりもはるかに匿名性が高いんですね。
またそのほか、下記のような機能も標準搭載されているため、安全策にかなり気を遣っているブラウザと言えるでしょう。
- ブラウジング中に安全なパスワードを作成し、保存できる自動のパスワードマネージャー
- サイト毎に自動再生機能へのアクセスを管理
- クッキーを制御し、サイトからのスクリプトをブロックする機能
②世界中で多くのユーザーに使われている
Braveの利用者数は月間で5000万人にも上ります。
Chromeの利用者数が34億人であることを考えると少なく感じますが、実に日本の人口の半分程度の人が毎月Braveを利用していることになります。
もしBraveが危険なブラウザであれば、ここまで利用者数を伸ばすのは難しいのではないでしょうか。
③Apple StoreやGoogle Play Storeの審査を通過している
スマホ版のBraveに限りますが、Apple StoreやGoogle Play Storeでのアプリ審査を通過していることも安心できる一つの材料となります。
ご存知の方も多いと思いますがApple StoreやGoogle Play Storeでアプリを配信するには、厳しい審査をいくつも潜り抜けなければなりません。
特にAppleの審査は厳しく、少しでも怪しいアプリやサービスはまず通過しないと言っても過言ではないでしょう。
それを踏まえた上で、BraveはAppleとGoogle両方の審査を通過しているので一定の安全性は担保されています。
世の中にはChromeやFirefox、Safariなどの有名なWEBブラウザがいくつもありますが、どのブラウザにしても「完璧に安全なブラウザ」は存在しません。日々ハッキングやウイルスの脅威に晒されていると言えます。
今回ご紹介しているBraveも同じく、完璧に安全なブラウザでは無いです。
ただ、セキュリティ面に関してはかなりスペックが高いのでChromeやSafariと同じ。もしくはそれ以上の安全性だと言えます。
④アイルランドの大学の研究論文で安全だと言及されている
2020年。アイルランドにある名門大学ダブリン大学トリニティ・カレッジにて、Braveが最も安全なブラウザである。との内容の論文が発表されました。
Google Chrome、Firefox、Safari、Brave Browser、Microsoft Edge、そしてYandex Browserなどの世界中で使用されているブラウザ6つを比較検証した結果、Braveが最も安全だと結論づけられたようです。
発表された論文へのリンクはコチラ
Braveのメリット・デメリット
Braveに関して一通り説明してきましたが、メリットとデメリットも簡単にまとめてみました。
メリット
「Braveとは?」でもお伝えしましたが、Braveの最大の特徴がこの広告ブロック機能です。
正式名称は「Brave shields(ブレイブシールド)」と呼びます。
Brave shieldsをONにすることで、ウェブ上の広告やGoogle広告が一切表示されなくなります。(初期設定ではこの機能はONになっています。)
Youtube動画を閲覧しているときに途中で広告が入って「うっとおしいなぁ」と感じる人もいるかと思いますが、その広告もブロックしてくれます。
もちろん動画再生直後のCM広告(5秒経ったらスキップできるようなやつです)もブロック。頼もしいですね。
普段からWEBサイトやYoutubeをみていて「広告がうっとうしいなぁ」と感じる方はぜひONにすることをオススメします。
もちろん利用は無料です!
広告をブロックする影響で余計なバナーや動画を読み込まなくて済むので、ページの表示が早くサクサクとネットサーフィンを楽しむことができます。
Braveの公式サイトによると、ChromeやFirefoxと比べて、PC表示では2倍、スマホ表示では最大8倍も早くなるとのこと。
この数字が本当かどうかはわからないですが、実際に使用してみたところ確かに「早い!」と感じる場面が多いのは事実です。
特にブログや2ちゃんねるなど広告が多いサイトにおいて顕著に早くなります。おおよそ1秒くらいでしょうか。
公式Youtubeでは実際に各ブラウザで同じサイトを開いてみて、表示スピードを比較・計測する動画も挙げているみたいです。気になる方はチェックしてみてください。
BraveにはBrave Rewardsと呼ばれる広告配信システムがあって、簡単に言えば「広告表示をONにすればネットを使うだけで仮想通貨がもらえるよ〜。」といった内容になっています。
もらえる仮想通貨の種類はBAT(Basic Attention Token)と呼ばれるもので、bitFlyerで日本円と換金することができます。
ネットを使うだけでお金がもらえるのは凄いですよね。
仮想通貨を稼ぐための詳しい方法は以下の記事にまとめているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
【簡単】「Brave」を使って仮想通貨を稼ぐための5つの手順!ChromeやSafariなどの普段使用しているブラウザからの移行も簡単です。
ブックマーク(お気に入り)も丸ごと移行することができ、Chromeの拡張機能にも対応しているので元々使っていたブラウザと同じ環境をBraveでも再現することができるでしょう。
デメリット
広告をブロックすることから、広告がたくさん貼られていたサイトを表示する際には、一部で表示が崩れることがあります。
そのときは、ブラウザの右上に表示してあるBraveのロゴマークをクリックして、広告表示をONにすれば解決できます。
Braveの評判
Braveの評判は概ね良好なものが多い印象です。特に広告ブロックや高速表示に関して満足されている方が多いみたいですね。
ただ、一部のWEBサイトが正常に表示されない。などの問題もあるみたいなので、その辺は注意が必要だと思います。
Twitterでの評判
Braveの使い方
Braveの使い方に関してですが、ほとんどChromeやSafariと同じです。
これらのブラウザを普段から使用されている方なら特に説明はいらないと思います。
百聞は一見に如かず。各デバイスごとに公式サイトへのリンクを貼ったので、さっそくダウンロードして使ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は次世代ブラウザ「Brave」とは一体なんなのか。安全性や評判まで徹底的に解説してみました。
実は、今までChromeをメインに使用してきた筆者も、Braveの快適さに感動しメインブラウザをChromeから乗り換えちゃっています。
以下の記事ではChromeからBraveへメインブラウザを乗り換えた理由と乗り換えてみて感じた感想をご紹介しています。こちらの記事も併せて読んでみてください。
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